http://www.strider.jp

ストライダーという乗り物をご存知ですよね?
形状は小さな自転車のようにみえますが、ペダルもブレーキもない、アメリカ生まれの「足で地面を蹴って進む、全く新しいバイク」、それがストライダーです。

「赤ちゃんが歩けるようになるのと同じで誰でも直感的に操作でき、自然とバランス感覚を向上する乗物」として人気を集め始めています。公園などで見かけた人も多いでしょう。

実はDinoは、このストライダーからヒントを得て開発されたサービスなんです。
というのは、Dinoはどなたであっても数分以内にサイトを作れるようにするために、
・あらかじめ決まったレイアウトを一つだけ提示
・オリジナリティを出すためには背景画像を変えればいい
・メニューもプリセット
・画像やリンクなどを投稿しやすいようにシンプルなエディタを優先
という制限をつけています。
もちろん、一旦サイトを作ってからは、レイアウトを変えたり、カラーを変更したりできますし、知識のある方ならデザインを好きなように大きく編集することも可能です。しかし、サイトを作る楽しみを得る前に複雑な機能をお見せしてしまえば挫折する人もでてきてしまう、という懸念から、Dinoではまず誰でも直感的かつわずかなステップで、とにもかくにもサイトを作り上げてもらうことを考えて開発しているのです。

この考え方は、ストライダーからインスピレーションをもらいました。
ストライダーは、ペダルやブレーキを外してしまうという引き算から作られており、それによって初めて二輪車にまたがる子供でも乗ることができるようにした画期的なアイデア商品です。一般的には、子供にはまず三輪車を与えるか、自転車に補助輪をつけて(=変則的な4輪状態にして)倒れない状態にして練習させます。しかし三輪車では乗る楽しみはあってもバランス感覚は身に付かないし、補助輪をつけて乗れるようになっても、外しても乗れるようになるには、誰かの補助が必要です。(もちろん、この補助をお父さんが行なうことで、親子の会話という別の楽しみや教育的な時間が持てることの良さは否定しません)。

三輪車も補助輪付き自転車も、いわば足し算です。ストライダーは逆に引き算を行なうことで、返って斬新な乗り物になることができました。子供たちは足で地面を蹴ることで進む、このシンプルな乗り物によってバランス感覚を養い、やがて加速したストライダー上で両足を離しても進むことを覚えます。こうなればもう、すぐにでも自転車に乗れる状態になります。

同じように、Dinoでは、よけいな選択肢を省き、とにかくまずサイトを簡単に作れるという体験をしていただき、それをブログのように更新する楽しみを感じていただいたあとで、次にサイトを編集し、自分だけのデザインへとカスタムする喜びを得ていただけるのです。
我々はこれを勝手にストライダー理論と呼んでいます(笑)。

ぜひ、この簡単でわずかな労力で美しいサイトを作れるDinoをお試しいただき、自分たちのコンテンツをネット上で多くの人たちにシェアしていただきたいと思っています。

dino.vc 投稿 | 編集